ノワドココ

2010年02月03日

カット

田底です。
今回はカットについて書いてみます。
そもそも一口にカットと言いましてもお店それぞれに特色がありまして、どういうところで基礎を習ったかで結構違ってきます。その中でも一番多いのがいわゆる「ヴィダルサスーン」系のカット技法(以下サッスーンカット)でもう30年以上受け継がれています。今でもロンドンやパリには世界各国から美容師が研修に来てるんです。
 ボクがカットを教わったのが修業時代に勤めていたお店のオーナーが主宰する団体、CCA(Cubic Cutting Association 立体カッティング協会)というところの講師の方(実際は講師もしていた当時の支店長)にみっちり教えていただきました。
 サスーンカットはどちらかというと髪を2次元に捉えている感じでパネルとパネルをつなぎ合わせていくストレートヘアーや均一なカールがメインのスタイルが多いのが特徴でした。
 約30年前に一世を風靡した(こんな言い方もあまりしませんね。)サスーンカットは、簡単なブローで大丈夫なので、アップセットやピンカールなどどちらかというと手間のかかるヘアースタイルを強いられていた女性たちに自由を与えたとして急速に広まっていって、世界中の現在のカットメインの美容室の基礎を作り上げていきました。
 そんな中でサスーンカットの横スライスでパネルを重ねていく技法を取り入れつつ、より日本人に適した骨格調整を伴う(やっぱり欧米人に比べてアジアの人って絶壁っぽくなりやすくて横に広がりやすいんですね。)カットを研究、広めていこうと発足したのがCCAでした。
 当時はこのような団体が大小沢山出てきて、いろいろな技術が生まれていったときでした。今から20年くらい前の話しです。
 つづく・・・。(何回まで続くか未定です笑)
posted by Hair's CURE at 17:40| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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