昔の美容室は「パーマ屋さん」といって主に
パーマをかけてソバージュという
間違いなく平成生まれの方は知らないようなスタイルや、
もっと古くはセットのために
年2回だけする「盆暮れパーマ」
(スタイル名ではなくお盆前とお正月前だけに
パーマをしてたのでこんな名称になりました。)などの
スタイルにすることがメインで全体のお客様の
70〜80%の方はされてたような感じでしたよね。
そのころは今よりも技術も単純でしたが、
いまは現在はみんなが同じスタイルをしているということはなく
ひとりひとりに合ったスタイルが必要になっています。
で、その「ひとりひとりに合ったスタイル」というのは、
決まりがないようで実はある法則みたいなのがあるんです。
キュアでは僕が勝手に命名した「グラボブライン理論」として
伝えていっているんですが、
もちろん全てのお客様に当てはまるわけではありませんが
かなりの応用力を持っています。
「グラボブライン理論」(そんなに堅く言うとちょっと
はずかしいですが)は、
すべての技術の根底にあるんですが、
ザックリ言うと骨格をメインにとらえた考え方なんですね。
いまから30数年前、
ヴィダル・サッスーンが女性をセットスタイルから解放して
カットスタイル全盛時代になって以来、
私たち美容師がカットをレッスン方法は実はそんなに
変わっていません。
もちろん流行に合わせてスタイルは変化していっていますが、
基礎は変わってこなかったんですね。
あ、スペースが・・・続きは次回!